ディオールの名香「プワゾン(POISON)」ってどんな香り?【口コミ・レビュー】

こんにちは、管理人のMiicoです。今回は私の一番のお気に入りの香水、ディオールの「プワゾン」をご紹介したいと思います。「レストランのディナーでつけていったら入店を拒否される香水」「フランスで50秒に1本のスピードで売れた」「バブル時代の日本で大流行した香水」と、数々の伝説の残る香水ですが、一体どのような香りなのでしょうか。香水名からして「毒(プワゾン)」という意味をもつインパクトのある名前がつけられていることから、数多くある香水の中でも、ひと際目立つ存在なのではないかと思うのですが、今回はそんな「プワゾン」のレビューをしていきたいと思います。

プワゾンが登場した経緯

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まずはじめに、プワゾンが誕生した経緯についてご紹介します。1977年、ディオールから独立したイブサンローランから、「オピウム(阿片)」という衝撃的なネーミングの香水が発表され、それが大反響を呼び、香水業界に衝撃を与えました。その「オピウム(阿片)」に対抗するために、ディオールの社長のモーリス・ロジェが、調香師、エドゥアール・フレシエに、従来のディオールの香りと全く異なる香水をつくってほしいという依頼から、1985年に登場したのがたのが、この「プワゾン(毒)」という香水です。

香水に「毒」というネーミングをつける大胆さから、たちまち話題になり、パリのギャラリー・ラファイエットの初日において、50秒に1本売れるほどの爆発的な人気を呈し、丁度バブル景気だった日本でも、大ヒット。この香水ひと銘柄で化粧品売り場の売上を15%伸ばしたという、爆発的な記録を残しました。



ミステリアスで、大胆で魅惑的、はっと息をのむような、甘いチューベローズの香り

そんな、日本でも爆発的な人気を記録したディオールの「プワゾン」ですが、強めの香りの香水だからか、人によっては好き嫌いがはっきりと分かれる香水だと言われます。実際、「プワゾン」は一体どんな香りなのでしょうか。

プワゾンの香りはとても大胆で華やかでミステリアスです。

「危険な快楽」という花言葉をもつチューベローズの甘い香りが中心となる香水です。チューベローズは花の香りの中で、最もセクシーな香りだと言われており、夜に香りが強くなる特性から、別名「月下香(げっかこう)」とも呼ばれている花です。男性を誘惑する美しい女性というイメージの花ですが、チューベローズの香りは、ただ甘いだけでなく、優雅で官能的でもあります。

コリアンダーの香りに、フローラルなチューベローズの香りが加わり、さらに、オポポナックスのエキゾチックさも混じり、ミステリアスに香りに仕上がっている香水です。とても大胆で、堂々とした華やかな香り。イメージとしては派手で華やかだが、どこかミステリアスな雰囲気をもつ女性のイメージです。昼間よりも夜のシーンの方が似合う香水かもしれません。あまり仕事場や会食だとかにつけるには 向かない香りなので、つける場所を選びますが、それでもおすすめなのは、この香りがたまらなく魅惑的で、ドキッとさせるような存在感や色気があるためです。魔女のような、息を飲むミステリアスな美しさを感じさせる香水なので、なかなか、この香水を手放せないという方も多いそう。



【香りの調合】

トップノート:コリアンダー、プラム、ブルーベリー、アニス、ブラジル産ローズウッド

ミドルノート:カーネーション、ジャスミン、アフリカ産オレンジ・フラワー、チューベローズ、オポポナックス、シナモン、インセンス、ローズ、ホワイトハニー

ラストノート:ベチバー、ムスク、サンダルウッド、ヴァージニア産シダー、アンバー、バニラ、ヘリオトロープ

【ディオール】プワゾン(エドゥアール・フレシェ) | カイエ・デ・モード (cahiersdemode.com)



好き嫌いがはっきり分かれる香りだといわれていますが、好きな人はたまらなく好きな香りだと思うので、華やかなものが好きな方は試してみていただければと思います。他の香水にはない魅力があるので、もしかしたら、一生ものの香水になるかもしれません。



【Dior】POISON(プワゾン) 100㎖




画像引用元:http://hanakotoba-labo.com/17ti-cheberose.htm
画像引用元:https://onl.tw/RkPDh4h







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