医療ハイフと美容ハイフってどう違うの?メリット・デメリットをご紹介

こんにちは、管理人のMiicoです。みなさん「ハイフ」という美容法をご存じですか。ハイフ(HIFU)とは、「High Intensity Focused Ultrasound」という英語の頭文字を取った言葉で、日本語に訳すと「高密度焦点式超音波療法」という意味の美容法です。一点に集中させた超音波によって、肌の表面をやけどさせることなく、熱で細胞にアタックし引き締めるという仕組みで、これまで外科手術でしか解消できなかった、SMAS層(お肌を支える土台の筋膜層)と呼ばれる皮膚の土台を引き締めることで、たるみの根本的な治療が、機器を用いてメスを使わずに治療を行うことが可能になった、画期的な美容治療です。今回の記事ではハイフの効果と「医療ハイフ」と「美容ハイフ」の違いについてご紹介したいと思います。


ハイフ の効果は?どんな人におすすめなのか

まず、ハイフを行うと一体どんな効果が期待できるのでしょうか。期待できる効果は次の3点です。

①美肌効果

ハイフには、コラーゲンの生成を促す効果が期待できます。ハイフよりコラーゲンが生成され、艶とうるおいのある肌が生まれます。


➁リフトUP効果

皮膚の皮下組織から筋膜まで、熱を伝えることでリフトアップ効果が期待できます。さらにたるみが引き上がることで、シワを伸ばす効果もあります。


③ハリ感UP効果

真皮層にまで熱エネルギーを与え、コラーゲンが活性することにより、お肌に柔軟性と弾力感がプラスされ、ハリ感がUPします。


ハイフを続けることで、お肌のターンオーバーが正常化し、お肌の質を改善する効果を期待できます。美肌になりたい方や、たるみを気にしている方、小顔になりたい方、シワを改善したい方に、ハイフはおすすめです。




医療ハイフとエステハイフの違いは?

では、医療ハイフとエステハイフの違いは何なのでしょうか?一番の違いは出力です。医療機関以外の施設に「医療用ハイフ機器」を置くことは禁止されています。

細胞や組織を破壊することは医師法に抵触するため、医師がいないエステで行われるのは「犯罪」になってしまうからです。そのため、エステ市場に出回っているハイフ機器は、同じメカニズムを用いているものの、細胞が破壊されるほどは、出力が上がらないようリミッターが備わっています。

医療用のハイフ[HIFU]機器と比べて、得られる効果にも大きな違いがあります。組織や細胞が破壊されることがない分、医師免許のないエステティシャンでも施術することが可能ですが、医療用のハイフ機器ほどの効果は期待できません。



医療用ハイフのメリットとデメリット

エステハイフよりも効果の高い医療ハイフですが、どういったメリットデメリットがあるのでしょうか。

【メリット】

1.効果が高い

前述の通り、医療用ハイフの方が高い出力で肌にアプローチすることができます。
そのため、エステハイフよりも医療用ハイフの方が、効果が実感できるといわれています。

2.副反応にすぐ対応できる

ハイフを行うことによって起こる可能性のある副反応・トラブルには発赤、浮腫、内出血、痺れ、熱傷などが報告されています。そのような副反応が起きた場合、医療機関であればすぐに対応してもらうことができます。

3.麻酔を使用することができる

ハイフの施術は痛みを伴います。特に医療用ハイフは効果が高い分、強い痛みを伴う場合があります。
その痛みを軽減するために医療機関であれば麻酔の力を借りることができます。麻酔を使用することによって、痛みを軽減しながら、より高い出力でハイフを行うことができます。


【デメリット】

1.料金が高い

エステのハイフより、値段が高額になります。
一昔前まで、フェイシャルで20~30万円が相場だと言われていましたが、ここ数年機械の種類も増え、医療用のハイフの価格競争も激化してきているため、値段は徐々に下がってきています。

2.痛みを強く感じる場合がある

高い効果を期待できる分、強い痛みを感じる場合があります。
そのため、痛みに弱い人は医療用のハイフでは治療ができず、弱い出力でしかハイフを施術できない場合もあります。その場合、メリットにも記したように麻酔を利用することで、痛みを抑えることはできます。

次にエステで行うハイフのメリットとデメリットについてご説明します。



エステハイフのメリットとデメリット



【メリット】

1.値段が安い

医療用に比べ格安で、2~5万円で施術を受けることができます。

2.痛みが少ない

医療用に比べ高い出力が出せない分、医療用ハイフに比べると痛みは少なく済みます。
痛みに弱い方は、エステのハイフから試してみてもいいかもしれません。



【デメリット】

1.効果が弱く、持続しにくい

医療用に比べて出力が弱い分、簡単には効果が出ない・また、出た効果も持続し難いというデメリットがあります。

2.トラブルがあった場合、自分で対処する必要がある

医療機関であれば、副反応やトラブルが出ても、薬を処方してもらうなど、必要な処置をお願いすることができますが、エステの場合は対処ができないので、自分で医療機関を受診することになります。


医療ハイフと美容ハイフの違いまとめ

最後に、医療ハイフと美容ハイフの違いについてまとめます。医療ハイフと美容ハイフには下記のような違いがあります。

  • 出力の違い
  • 痛みの違い
  • 効果や持続期間の違い
  • 価格の違い
  • トラブルや副反応があった場合の対処の違い


何を求められるのかによって、適切な施術を決めていくべきです。自分にとって何の施術を受けるべきなのか、迷ってしまわれる場合は、カウンセリングで納得するまで不安や疑問を解決することをオススメします。

以上が、医療ハイフと美容ハイフの違いについてです。ハイフの施術を考えられている方の参考になればと思います。















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