ハリネズミのフケ対策には何をすればいい??
こんにちは、管理人のMiicoです。今回の記事では、ペットのハリネズミ「ココちゃん」にダニがいないか、先日動物病院でチェックしてもらった際に、獣医さんに教えていただいた、ハリネズミのフケ対策が興味深かったので、皆さんにもご紹介したいと思います。
ハリネズミは比較的皮膚疾患を起こしやすい生き物です。ダニが体に付着することによって、かみや食欲不振、下痢を引き起こしたり、フケが出るケースがあります。ハリに隠れてダニが潜伏しやすいので、定期的にダニがいないか、獣医さんにチェックしてもらうとことが大切です。先日、私の飼っているハリネズミの「ココちゃん」にも、ダニがついていないか病院で診てもらいましたが、「ダニはいないが、少しフケ多めだね」というコメントを獣医さんからいただきました。
その際に、獣医さんから教えてもらった、ハリネズミのフケ対策が、ハリネズミの皮膚の健康を守るために、参考になる内容だったので、今回の記事では是非皆様にもご紹介したいと思います。
今回ご紹介する「ハリネズミのフケ対策」は、「ハリネズミちゃんがダニ症ではなく、また真菌症(カビ)などの皮膚疾患ではない」ということを前提にしています。ハリネズミちゃんの毛ツヤがより良くなり、健康的な皮膚を形成するため方法です。ハリネズミののフケは、ただ肌が乾燥していることだけが原因ではなく、ダニやカビが繁殖してしまっていることが原因なケースもあるので、フケが気になったときには、必ず獣医さんに診てもらい、ダニ症や真菌症などの皮膚疾患でないかどうかをきちんと確認してもらってから、今回の方法を試してみてください。
それでは、ハリネズミちゃんのフケ対策でできることを3つご紹介します。
ミルワームを与えるなら、ごはんにカルシウムパウダーを混ぜる
1つめにご紹介するフケ対策は、「ペットフードにカルシウムパウダーを混ぜる」という方法です。ハリネズミの好物はミルワームで、ミルワームを喜んで食べる子は多いと思います。ミルワームは動物性たんぱく質が豊富で、銅、マグネシウム、セレンなどのミネラルも多く含むおやつですが、リンが多く、カルシウムが不足しがちであるという特徴があります。ミルワームにかかわらず、昆虫類の食事はリンや銅などのミネラルが多いです。リンは摂取するときに、カルシウムと一緒に体から排出されてしまうので、ミルワームやコオロギなどの昆虫食ばかりを多く与えていると、カルシウムが不足し、健康的な肌や骨の形成がしにくくなります。
獣医さんによると、カルシウム不足を補うためには、ペットフードに「小動物用のカルシウムパウダー」を混ぜて、ごはんと一緒に、カルシウムもとってもらうようにするとよいということです。
カルシウムパウダーは、ペットショップで探すよりも、通販で探すほうが見つけやすく、インターネットを使って買うのがおすすめです。せっかくですので、私が使っている、おすすめのカルシウムパウダーをご紹介します。
【おすすめのカルシウムパウダー】
画像引用元:https://item.rakuten.co.jp/chanet/213877/
お値段299円程で非常に安く手にはいるので、ミルワームを与えすぎているかもしれない、と思われた方は是非試してみてはいかがでしょうか。使い方は、ハリネズミフードにまぶしてかき混ぜるだけなので簡単です。
週に1度、ピンクマウスを与える
獣医さんが言うには「週に1度、ピンクマウスを与えられているハリネズミは毛ツヤがよい」ということです。「ピンクマウス」とは、ハツカネズミの生後間もない赤ちゃんのことで、冷凍した状態でペットショップなどで購入できます。ハリネズミは自然環境下では、昆虫以外にも、カエルや鳥のヒナやネズミの小型哺乳類も食べるので、たまにはピンクマウスを与えてみるのもいいとのこと。栄養価も高く、体力がつきやすくなるようです。ただ、脂質も多いので、与えすぎると太ってしまうので、週に1度1匹のペースでよいということ。サイズもSサイズで十分です。
与える頻度は週に1度なので、一度に買うのは10匹程度にした方がよさそうです。20匹、30匹とまとめて購入してしまうと、食べるまでに鮮度が落ちてしまいます。ピンクマウスは見た目がネズミの赤ちゃんそのままなので、見た目がちょっと…という方も少なくないかもしれませんが、ハリネズミちゃんの栄養になる、と思って試してみていただければ、と思います。はじめてのピンクマウスだと、なかなか食べてはくれないかもしれませんが、少しずつ与えてみると、ペロリと食べてくれるようになったりします。
画像引用元:https://item.rakuten.co.jp/chanet/42301/
加湿器で乾燥対策
人間と同じで、乾燥はお肌にあまりよくありません。ハリネズミにとって適切な湿度は40度前後です。ただ、日本の冬は、日によっては30度、20度と湿度が落ちてしまうことも珍しくありません。一度ご自身の部屋を湿度計ではかってみて、部屋の湿度が40度を下回っていないか確認してみてください。湿度が低すぎる場合は、加湿器を置いてい加湿してみるのもよいかもしれません。
温度、湿度が簡単に測れるおすすめの温湿度計があるのでご紹介します。ハリネズミは室内の温度が低すぎると、冬眠してしまい、最悪死にいたるので、適切な環境が整っているか確認するためにも、ケージのそばに温湿度計を置くべきだと思います。とてもシンプルなデザインでありながら、コンパクトで数字も確認しやすく、立てて置いたり、マグネットで引っ付けたりもできるコンパクトな温湿度計があると、簡単に温度、湿度が確認できてよいです。
画像引用元:https://item.rakuten.co.jp/hubdic/ht-8/
最後に
繰り返しますが、今回ご紹介したのは、ハリネズミちゃんが「ダニ症や真菌症などの皮膚疾患ではない」ことを前提としたフケ対策になります。ハリネズミちゃんがかゆがっていたり、元気がない場合は、すみやかに動物病院に行って、獣医さんにダニやカビがいないか診ていただくようにしてください。何かあっては大変です。今回の記事がハリネズミちゃんのツヤツヤお肌のために、少しでも役に立てば幸いです。
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