【可愛い絵本】『翻訳できない世界のことば』で、カラフルな言葉の世界を楽しもう!

ニューヨークタイムズベストセラー
『翻訳できない世界のことば』

画像引用元:https://www.sogensha.co.jp/special/honyaku/



こんにちは、管理人のMiicoです。
今回はとあるカフェで見つけた、素敵な絵本をご紹介したいと思います。
絵本といっても、子供向けの絵本ではなく、大人も楽しめる素敵な作品です。

今回ご紹介する絵本は『翻訳できない世界のことば』
モロッコ、イギリス、スイスなど、様々な国に移り住んだ経験のある、著者のエラ・フランシス・サンダースさんが、豊かな感性とカラフルで可愛らしいイラストを使って、世界中の「翻訳できない言葉」を紹介する本です。


例えば、私たち日本人が使う「わびさび」ということばは、「質素で物静かな様子の中で感じられる、不完全で未完成なものに美を見出す、日本人特有の美意識」のことです。ですが、この言葉を外国語に翻訳して、意味伝えようと思っても、外国には「わびさび」の概念がないので、一筋縄にはいきません。

世界には、日本の「わびさび」のように、日本人の私たちにとって、なじみがない価値観や世界観をあらわすことばが沢山あります。『翻訳できない世界のことば』は、そんな素敵なことばのの世界に遊びにいく手助けをしてくれます。









たとえば、どんな「ことば」が紹介されているの?

画像引用元:https://www.sogensha.co.jp/special/honyaku/contents/



例えば、ノルウェーの言葉で「Pålegg(ポーレッグ)」という言葉がありますが、これは、「パンにのせて食べるものの総称」を指します。サンドイッチにこだわりが強いノルウェーでは、スーパーに「Pålegg(ポーレッグ)」専用のエリアもあるのだとか。魚のパテや、レバーパテ、ジャム、チューブに入ったたらこのペースト、スモークサーモン、ハム、チーズ、野菜、パンに載せて食べるものはすべて、ノルウェーでは「Pålegg(ポーレッグ)」です。





画像引用元:https://tabi-labo.com/270982/non-translatable-unique



また、「バナナを食べる時の所要時間」のことを、マレー語で「PISAN ZAPRA(ピサンザプラ)」といいます。バナナを食べるのにかかる時間を、時間の単位にしようなんて、バナナを普段よく食べる、マレー人ならではの発想ですね。人によってバナナを食べるのにかかる時間は違いますが、大体2分ほどの時間を指すようです。






画像引用元:https://onl.sc/R2Ecixa



「MÅNGATA(モンガータ)」はスウェーデン語で「水面に映った、道のように見える月明り」のことを指します。なんだかロマンチックな言葉ですね。水面に映る月明りの道を美しいと感じる日本人は多いと思いますが、その中で、「月明りの道」に名前をつけようと思った人はどれくらいいるでしょうか。美しい星空やオーロラが見れる、スウェーデンならではの感性から生まれた言葉なのでしょうね。




『翻訳できない世界のことば』には、このような世界各国のまだ知らない素敵な言葉が収録されています。この絵本に触れることによって、知らない外国の価値観に触れることができますし、絵本のイラストも、大変カラフルで可愛らしく、読んでいて楽しい気分が味わえます。本好きの友人へのプレゼントにも喜ばれのではないでしょうか。


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