「本占い」ビブリオマンシーにおすすめな本をご紹介
こんにちは、管理人のMiicoです。皆さん「ビブリオマンシー」という言葉を知っていますか?あまり、なじみの無い言葉かもしれませんが、「ビブリオマンシー」は日本語で「書籍占い」という意味の言葉です。西洋から古く言い伝えられてきた「本を使った占い」のことで、真実が記されていると信じる本を手にとり、心の中で尋ねたいことを思い浮かべながら無作為にページを開き、目を閉じた状態でその中の一節を指差し、そこに書かれている言葉をヒントに占いの答えを導きだします。今回の記事では、私のお気に入りの「ビブリオマンシー」の本をご紹介します。
石井ゆかり「青い鳥の本」

今回ご紹介するのは占星術で有名な「石井ゆかり」さんの著書「青い鳥の本」シリーズです。
石井ゆかりさんは、鏡リュウジさんと並ぶ、占星術師で、「筋トレ」という星占いのサイトの運営や、12星座占いの書物を出版されている方で、雑誌やウェブサイトの占いコーナーも担当されている人気占い師です。とてもわかりやすく、素敵な文章を書く方で、人生の悩みや物事のありさまを、例えを用いながら、優しい言葉で上手く表現してくれる文章を書く方です。
私は普段、あまり占いを信じる方ではないのですが、石井ゆかりさんの書く文章が好きで、色々とゆかりさんの著書を買って読んだのですが、その中で特にお気に入りの一冊が、「青い鳥の本」です。「青い鳥の本」は見開き1ページに一つのメッセージが込められたシンプルなデザインの本で、カラフルで可愛らしい挿絵が特徴です。
「悩んでいることや、不安に感じることを、心に思い浮かべながら、ページを開き、偶然開いたページに書いてある文章をヒントにして占いの結果を導き出す」という使い方ですが、読み手にとって、色々な意味に解釈することができる表現で書かれている文章が多くあるため、悩み事がある時に、適当に本を開いてみると、本の言葉から、問題の解決策を自分で見つけることができたりしてしまうなんてことも少なくありません。
占い本として読む以外にも、詩集としても楽しめる一冊になっているので、気になった方は是非手に取ってみてください。「青い鳥の本」はシリーズ化しており、「人間関係・恋愛」を意識してつくられた「薔薇色の鳥の本」、「仕事や勉強、お金を稼ぐこと」にスポットを当てた「金色の鳥の本」、「落ち込んだ時や悲しい時」向けの「黒い鳥の本」などもあわせて出版されています。
最後に、せっかくなので「青い鳥の本」にどんなページがあるのかを知ってもらいたいので、「青い鳥の本」からランダムに文章を3本引用して終わりたいと思います。
「個性」とは人と違っているところ、です。
「弱み」も「強み」も元を正せば、他の人との差であり「個性」です。
であるならば、もしかしたら「弱み」も、「強み」として利用できるのではないでしょうか。
非常に憶病な心の持ち主であるがゆえに
最強の戦略を立てることができる将軍がいます。
自ら誰かを傷つけてしまった経験をもとに
傷ついた心を救う力を得る人がいます。
心にぽっかり空いた穴が、誰かの居場所に変わることもります。
宝探しは暗闇でたった一人でやるものです。
本当の宝物を掘り起こす時はみんなそうします。
わいわいがやがや仲間同士とやる、なんてことはありません。
洞窟の奥に一人か、絶対に信頼できるもう一人くらいと忍びこみます。
他の誰にも、その場所を知らせるわけには行けません。
世の中には、取っ手のついていない入り口というのがあります。
ベニヤ版とか、襖とか、障子紙とか、
そんな脆いものでできています。
一見、とうせんぼしているように見えて、ちょっとつつけばバリバリと破れて向こう側にいけます。
ページをめくる中で、心に刺さる一節が見つかるかもしれません。興味がある方は、是非一度読んでみてください。
【青い鳥の本シリーズ】
画像引用元:https://books.rakuten.co.jp/rb/11217817/
画像引用元:https://books.rakuten.co.jp/rb/11596325/
画像引用元:https://books.rakuten.co.jp/rb/12517316/
画像引用元:https://books.rakuten.co.jp/rb/13272461/
画像引用元:https://books.rakuten.co.jp/rb/12653731/
画像引用元:https://books.rakuten.co.jp/rb/13796165/?l-id=c-recommend-toho-reco&rtg=18ae4bbb6b821c6592261eb01e1b954f
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